昨年末から海外からの渡航が再開しつつあり、

田なべにもたくさんの観光のお客様がお鮨を楽しみに来てくださいます。

お鮨だけではなく日本酒も然り。

国外多数の国への進出などをきっかけに、日本酒も海外ですっかりお馴染みとなったようです。

そして当店にいらっしゃる海外からの観光の方に特に人気なのが

「吟醸」「大吟醸」の特定名称のついたお酒。

この名称酒に表れる味わいや、“吟醸香”の特徴として、

淡麗、繊細、すっきり、フレッシュ、滑らか、フルーティーな香り、花のような香り・・・などがよく挙げられますが

海外の方にとって吟醸酒は「芳醇な香り」「フルーツのような爽やかな甘味」というイメージが強いようです。

しかし、同じ吟醸酒でも、醸造の際に使われる“酵母”などによって、香りに様々な個性が見れれます。

例えば、フルーティーといっても柑橘のような爽やかな酸であったり、リンゴや洋梨をかじった時のような瑞々しさもあれば、桃やバナナのような甘味のものも。

当店でも数種類の純米吟醸酒、純米大吟醸酒をご用意いたしております。

香りの強すぎない、魚介の風味と調和するような優しい風味と旨味を伴ったお酒をセレクトしております。

白身のお魚にスダチやカボスなどの柑橘を絞ったものや、ポン酢などに合わせてはいかがでしょうか。